L'ORIGINE出版に向けてパンフレットが完成しましたー!!!

表紙はシェフのみなさんから頂いた賛同のメッセージ


上段がポール・ボキューズの今(2010年4月現在)から、ボキューズの祖先、ナポレオン時代の許可証まで。
下段は偉大なるシェフ達の語録集をまとめてみました


ドーンと載っているのが、タイユヴァンのクロード・ドリューニの代表的料理。
各レストランA4サイズの料理写真が約14~15点、乗り切れないものをインデックスで2ページ分載ります。

只今、ご推薦頂いている日本の協会(順不同)
社団法人日本エスコフィエ協会、八重洲会、ゴブラン会、トック・ブランシュ国際倶楽部
そして、
L'ORIGINEを作るにあたっての著者ろりじん君こと伊藤薫からの言葉が入っています

気になるお値段ですが・・・只今調整中です。
6月中旬には、お知らせできると思います

ご興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。
パンフレット希望の方もご連絡お待ちしております

nomura@abc-gecs.co.jpまで
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L'ORIGINEは一般書店では販売いたしません。本書は現代フランス料理の源泉となっている
偉大なシェフ達の全記録です。
現在フランスでは、
料理の世界遺産として「フランス料理」を申請中で、
今年中には、その結論が出るのではないか、と言われております。
その輝かしい礎を築き上げてきた、彼らの記録をビジュアルの形式で後世に残すプロジェクトです。
本書は、フランスの3ツ星レストランのオーナーシェフを始め、グルメ界を代表するトップの方々に、
日本から敬意を持って寄贈されます。
当時の貴重な資料というものは、
時間の経過とともに失われてしまうものです。
活字にして、出版されたものだけが、後世に形として残るものなのです。
フランス料理に携わる料理人や業界の方々、
そしてフランス料理を愛するグルメの方々に
是非ともご覧いただき、そしてお読みいただきたいものです。
そして、作り手・食べ手の双方からの働きかけで、
本当においしいフランス料理を
守り続けてゆける事を願っております。
本書は、一般書店では販売しません。
2010年春以降に
先行予約の受付を開始させていただきます。それを夏までに集計し、その部数を秋に出版する予定です。
出版社を通さないのは販売価格を低く抑えたいのが、その理由です。
前ページ、グラビアで400~500点の料理の写真が掲載されますので、
普通にコストを計算すると、非常に高い金額となってしまいます。
そこで現在、業界のプロの指導をうけて、
全社を挙げて、自分たちで、全ての本作りをいたしております。
本書に関するお問い合わせ・先行予約は、
株式会社エービーシーツアーズまでご連絡ください。
エービーシーツアーズHP内でも
随時
L'ORIGINEの情報を更新していきます。
我々は、料理人及びグルメの方の声を集めて検討を重ねた結果、
ひとつの答えが導き出された。
それは
「古きを温めて、新しきを識る」と言う事であった。
現在のフランス料理の基礎を作り上げてきた3ツ星レストランのシェフ達は、1970~1990年代に最も輝いていた。
その時の彼らの料理をもう一度見直す事を始めてみよう。
そこには、明日のフランス料理への提言がたくさん埋もれている様に思われる。
幸いにも、様々な奇跡的な条件が重なり、
その時代の驚くほど、鮮明な料理の写真が3000枚近くもデータ化に成功した。
これらの写真の料理は、取材のために特別に作られたものではなく、
実際にそのレストランでサーヴィスされていた料理で
「生きている料理」と呼ばれるものだ。
そして1970~1990年代の料理の写真は、
驚くべき画質で、かれらの卓越した技術や思いまでも圧倒的な力を持って我々に迫ってくる。
それらの貴重なビジュアル写真とかれらの熱い思いとを識る時、
確かな未来が見えて来る様に思われる。
ボワイエ氏はこうも言っています。
「この記録を残す事は、
ノスタルジーに浸るという事ではなく、
才能と成功に溢れていた時代の軌跡を残す、という事です。
多くの客が
楽しさと生きる喜びを分かち合うために
レストランに出入りしていた、あの時代の・・・」
“明日のフランス料理のために
今のフランス料理は
本当にこのままで良いのだろうか”2010年フランス3つ星レストラン・オーナーシェフと
日本のフランス
料理業界を代表する協会の会長とが協力し、
今問う、
フランス料理ルネッサンス現在、フランスのレストラン業界は大きく分けて3つに分ける事が出来るであろう。
1.伝統のフランス
料理を、現代の施行に合わせて進化させた
料理2.日本の寿司を始めとしたエスニック料理
3.最新の調理技術を駆使した、イベント風の料理
レストランの数から言えば、1の数が最も多く、2と3は少数。
しかし、マスコミが特に3を集中して取り上げるので、
それが世界に拡大し、伝播している。
何にでも言える事だが、
最初に何かを開発した人は、大変な努力と才能で、つかんだものだ。
でも、それがメディアに流れると、世界中で単純なコピーが始まる。
そして、それがヒートアップすると、まるで世界の主流のように見られ、それに乗り遅れまいという風潮が、
作り手にも食べ手にも生まれてくる。
それが行き過ぎてしまうと料理の中心軸から、大きくブレる事になってしまう。
→
出版コンセプト=その2=に続く