L'ORIGINE~フランス料理の源流~ プロローグ

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プロローグ

.29 2011 未分類 comment(0) trackback(0)
いったい、この調理場に満ちている張りつめた空気は何なのだろう。
そして、この部屋にいる男達の圧倒的存在感。

一人ひとりが体の中から膨らんでくるエネルギーによって、ひと周りも、ふた周りも大きく見えている。

男達がせわしく動き回っている中核に、ひとりの男の姿がある。
中肉中背の男は、決して大きな体ではないが、その中心からは、光のごとくこの男が持つ気が、静かに放たれている。
その目は深く、崇高でさえある。

顔は見たことがある様であるが、思い出せない。

この頃よく見る夢である。
しかし夢にしてはあまりにも生々しいものだ。

調理場の熱も温度もリアルだ。
料理人達の息遣いや、調理場独特のにおいまでするのだ。
そして、これが私の永い時間を超えた旅路の始まりだった・・・・・。

魯里人第一巻より

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